写真は、マルホ酒店の昔の商品棚を撮影した物で、ビールは全く関係ありません…
弊店は、明治末期に創業し、以来紆余曲折を経ながら100年以上家族経営で2010年頃は、まだ大手ビールや大手酒造メーカーのお酒を中心に扱うどこにでもある昔ながらの街の酒屋でした。
現店主が、大学生の頃に家業を継ぐと決めて地酒の専門店にしようと酒蔵にお邪魔してお酒造りの勉強をさせて頂いたりしている頃にたまたま、飲んだビールに衝撃を受けて。
翌日に、造り手さんに会いに行き、クラフトビールの世界の持つ魅力(自由さ・クリエイティブさ・規模の大小関係なくお互いを支えあう姿勢・ちょっと、ストリートカルチャーっぽい所・やたら常識ぶち破ってくる感じ・世界中で繋がる..etc)に取りつかれてしまいそのままどっぷり浸かってしまったのが今のマルホ酒店です。
それから
クラフトビールを扱い出した頃は、まだ「クラフトビールって何?」という状況で、しがない酒屋に買いに来てくれる人もあらず、毎日賞味期限の切れたビールを「美味しいのになぁ…」と呟きながら毎日のように飲んでいました。
色々なイベントを主催したり、イベントに出店しつつ、クラフトビール業界の中で、多くの造り手さんや同業者の諸先輩の支えもあり、現在、国内外のクラフトビールを扱う酒屋として活動しつつ、自分達で海外の醸造所とコネクションを持って自分でしっかり全てを伝える仕事をしながら、海外の醸造所と日本の醸造所がコラボする等接点を持つ機会を少しでも増やしたいと想い海外のビールを輸入するインポーターもしております。
クラフトビールをCultureに
僕らの定義する「Culture=文化」とは、一般的に「クラフトビール」と言うと、こういうものだよねという大まかな共通認識が存在する状況を指します。
そう言った文化と呼ばれるものには、多くの人が共通認識を持てるような「取っつきやすさ」と、どんどんハマっていける「奥深さ」の2つが必須だと考えていて。
このサイトでは、出来るだけ日本中の多くの人が「クラフトビールを手に取りやすくする。」そして、「ディープな情報をGet出来るようにする。」この2つを目標としています。
お店に直接行く魅力とは代えがたいので、簡単に言えたものではありませんが、何時間もかけて遠方から買いに来て下さるお客さんや、遠くへ越してしまった常連さんを含め
出来るだけ地域間で手に入る情報・ビールを出来るだけ均等にしたい。
とは言え、ビールは普段の生活を彩るもので潤滑油だと思ってもいますので楽しくやりたいと思います。
まだまだ、少人数の店でやっておりますので、絵にかいた餅ですが、そのような目標を持って営業しております。
宜しくお願い申し上げます